みんなでお世話をする
クラスメイト。
「●●組さんのお人形」として、各クラスのお人形に名前を付け、
1年間を通して子どもたちと毎日同じ部屋の中で
一緒に過ごします。
また、部屋の中にお人形のための家具・ベッドなどを用意し、
一緒に生活しているような雰囲気をつくっています。
お人形を介して友達と一緒に家族ごっこを楽しんだり、
お人形が「美容院のお客さん」や
「病院ごっこの患者さん」になって
子どもたちの遊びに加わることもあります。
抱っこする、寝かしつける、お風呂に入れる、
着替えさせる、ご飯を食べさせる・・・
お人形の世話遊びはさまざまなものがありますが、
子どもたちが身近な大人にしてもらっていること、
赤ちゃんが家族に大事にされている姿などから、
イメージを膨らませて遊んでいます。
遊びの中でお人形に対し
「かわいいな」「優しくしてあげたいな」という気持ちを抱き、
友達とその思いを共有しながら遊びを進めていくのです。
お人形との生活の中で期待する気持ち
・子育ての疑似体験をし、小さき者への思いやりや
かわいいと思う気持ちを育てる
・情緒の安定と豊かな心情をはぐくむ
・友達づくりのきっかけとなり、友達関係の深まりを促す
・知的発達(集中力・観察力・記憶力・想像力)を促し、
表現力を育む。